懐かしいような物音に目が覚めた。
キッチンで何かが煮えている。包丁の小気味良い音。
実家で暮らしていた頃は、この朝食の準備の物音に目覚め、その直後、
まるでタイミングを見計らったかのように、母親が早く起きろと怒鳴りつけにきたものだった。
しかし、今、キッチンで作業をしているらしい人物は、一向に起こしに来る気配を見せない。
だが、まだ半ば眠りの中に身を沈めている男が惰眠を貪ることを快く思っているとも思えない。
きっと、その作業に夢中で、起こすことを忘れているのだ。
昨日洗濯して干したばかりのシーツは、心地よい肌触りでレオリオの肌からすべり落ちた。
眠気でおぼつかない足取りで、半分開いたままのドアの外へ出る。
廊下を隔てた先に、ダイニングキッチンがある。
やはり半分開いたままの、青いペンキ塗りのドアの向こうのクリーム色の部屋は、
カーテン越しに淡い光が差し込み、えもいわれぬ色彩を織り成していた。
ドアの淵に寄りかかり、レオリオはキッチンで忙しく作業をしている女を見た。
意外に器用な手つきで、オレンジの皮を剥いている。
時々、ナイフを木製のまな板の上に置き、
コンロの上にずしりと置かれた真っ赤な鍋の蓋を、そっと開けて中を覗く。
開けるたびに、湯気に当てられ、ふうと息をつきながら、手の甲で額と首筋を拭う。
白い肌は湿りを帯び、光沢を放っていた。
ほつれて頬にかかる髪を、口を結んで耳にかける仕草。
真剣に炊事に取り組む女の姿は、何故かエロティックに感じられた。
「…そんなところでぼうっと突っ立っていないで、顔を洗ってこい」
「…なんだ、気付いてたのか」
呆けたようにレオリオはそう言ったが、クラピカは少しも振り返ろうとしない。
ガラスのボウルの中で野菜とオレンジの果肉、オリーブオイルと調味料をひたすら混ぜていた。
それだけのことだが、レオリオはその姿を、いつまでも眺めていられると思った。
「…せめて服を着てこい」
姿を見ずともレオリオのなりがわかるのか、クラピカは声を低めてそう言った。
レオリオは下着一枚の己の下半身をちらと見たが、肩を竦めただけであった。
「後でいい。先に飯だ」
「先に着替えと洗顔。それを済ませないことには、朝食は抜きだ」
まるで母親のように、きっぱりとそう言いきるクラピカに、レオリオは降参し、キッチンを後にした。
洗面台で顔を洗い、髭をそり、髪を整えた。
寝室に戻ってワイシャツとスラックスを着た。ネクタイを迷う。
後でクラピカに決めてもらおうと考え直し、部屋を出ようとしたが、ふと思いついたことがあり、足を止める。
振り返り、部屋の隅にある、祖父から譲り受けた蓄音機を見た。
今日は気分が良い。久しぶりに音楽でもかけてみようか。
蓄音機の隣に数十枚積み重ねられたレコードの、上から三枚目を手に取った。
古びた紙製のケースから取り出されたのは、古い映画音楽。
傷つけないように、慎重にセットすると、針を盤上の端にかける。
暫くすると、錆びついたような、しかし暖かな音色が流れ始めた。
まるで、部屋に差し込む日の光の上を漂うかのように。
レオリオは再びダイニングキッチンへ向かった。
クラピカは既に、サラダとパン、そして鍋の中身の正体であるポトフを食卓に並べているところだった。
「遅い」
いちいち文句を垂れるクラピカに、レオリオは苦笑した。
彼女はワインとグラスをコバルトブルーの棚から取り出すと、それぞれの席に置いた。
「うまそうじゃねえか。お前が料理が得意だったなんて、意外だな」
レオリオが席についたので、クラピカは彼にナフキンを渡し、向かいの席に腰掛けた。
「ずっと一人で過ごしてきたから、自然と身についた」
「でもお前、ハンター試験の二次じゃあ散々だったじゃねえか」
「あれは、どういう料理か知らなかったから…
大体、あんな小さな魚を捌くなんて、考えられなかった」
むきになって反論しながら、クラピカはパンにバターとジャムを塗った。
「小魚はフライにするかオイル漬けにするかだもんなぁ」
ポトフのスープを口にして、レオリオは驚いたように目を丸くし、
スプーンを握っていないほうの手で、親指を立てた。
「うまい」
「…そうか?」
クラピカは嬉しそうに微笑んだ。
「良かった」
二人は暫し見詰め合い、どちらからともなく吹き出し、食事に戻った。
交わった視線で、お互いの考えていることは同じだと、通じ合ったはず。
しかし、クラピカがこの、レオリオの部屋(正しくは彼の診療所の二階)に滞在しているのには、
穏やかならぬ事情があった。
それでも、今だけは、穏やかに時間は流れ、過ぎてゆく。
部屋には、寝室から漏れる歌が、微かに流れ込んでくる。
私の愛は 薔薇の花のように風で散ったりしない
私の愛は 色褪せることなく初々しいまま咲き誇る
愛する人よ 私はいつまでも ふたりの愛を失うことなく
心の奥であなたを想って 待ち続けるわ
いつか あなたが別の誰かを愛しても
もし戻ってくれたら 私の美しさに気づくはず
でも 私の愛は 黄金の髪のように色褪せることなく
あなたのためだけに 生き続けるわ
MA L'AMORE NO...
「つまり、その緋の目を所持していると言った女性は、おまえの患者なのだな」
食事の後片付けをしながら、クラピカは言った。
レオリオは深刻な面持ちで頷く。
「ああ。俺も詳しくは知らないけどな。入手ルートだとかは、
俺の患者だし、個人的な事情はたとえお前といえども漏らせないからよ」
「ああ。そのことに関しては理解しているつもりだ」
クラピカは別段気にしたふうでもなく、重い鍋に洗剤を撒いている。
そして、薄く微笑んだ。
「殊勝な心掛けだ」
「…ま、当然のことだからよ」
珍しく、素直に誉めてくる彼女の言葉がくすぐったかった。
レオリオは苦笑しながら、首筋を掻いた。
「しかし、不思議なものだ。蜘蛛らに奪われた仲間たちの目。
ただ苦しみの果てに奪われただけだったものが、様々な道を辿り、
やがてそれぞれが意味を持ち、全く違う人格や性別、人種の人々の手に渡る」
洗い終わった鍋をコンロの上に置き、火にかけて乾かしながら、クラピカは言った。
「それらの人々が全て悪人とは限らない。その事が分かっただけでも、今回のことは収穫だよ。
だからレオリオ、譲っていただけないというのなら、無理に強いることはないぞ。
仲間の目も、あるいは持ち主に情が移っているかもしれぬから」
なるほど、とレオリオは思った。
仲間の目のことが絡んでいるわりに、妙にこいつの機嫌がいいのは、こういうことか。
しかしレオリオは、そう思うと同時に、心のどこかで残念がっているのを感じ、
だがそれは不謹慎だと、己を叱咤するように、首を振るのだった。
俺には、お前を傍に呼べる口実ができただけでも、収穫だ。
「それにしても、この部屋に来た時は驚いた」
クラピカは思い出し、呆れた笑いを漏らしながら、言った。
「泥棒の入った後かと思ったぞ。
折角綺麗な家なのだから、最低限の整理整頓、掃除くらいしておけば良いものを」
「うるせー。独身の男の一人暮らしなんて、みんなこんなもんよ」
食後のコーヒーを啜りながら、レオリオは悪態をつく。
レオリオはてっきり口論に発展するものと思っていたが、
しかしクラピカは、やけに年上じみて笑うだけであった。
「せめて、おまえの面倒を見てくれる、しっかり者の恋人さえいればな」
コンロのスイッチを切りながら、事も無げにそう言ったクラピカに、レオリオはコーヒーを吹き出しそうになった。
思わず、そっと、窺うように、クラピカの顔を盗み見た。
彼女は変わらぬ表情で、入念に食器を洗っていた。
レオリオはなんだかばつが悪く、俯きながら、再びコーヒーを口にした。
面倒を見てくれる、しっかり者の恋人。
そんなの、お前しかいないじゃねえか。
午後に、レオリオはクラピカに見送られながら、家を出た。
クラピカもついていくべきかどうか、二人で話し合った結果、
かえってそれでは相手の女性を警戒させてしまうかもしれない、
というクラピカの意見に従い、レオリオ一人で向かうことになった。
「一人暮らしの女性が所持していて今まで無事だったのだから杞憂にすぎないとは思うが、
念のため、帰り道には気をつけろ。何なら、連絡をよこせば護衛に向かうが」
というクラピカの申し出を、レオリオは冗談じゃねえと撥ね付けた。
確かに、ハンター試験の成績は、年下でしかも女であるクラピカよりも遥か下ではあったし、
念能力の会得も彼女よりかなり遅れを取った。
とはいえ、自分自身、医者が本業とはいえ、プロのハンターである。
人の護衛に当たることはあっても、ハンターがハンターに護衛されるなど、お笑い種だ。
そう、ぶつぶつと考えているうちに、緋の目を所持しているという女の家の前についた。
この女には、事前に事情を話してある。
話し合いをした上で譲渡するか否かを決めるということだったが、
レオリオはどんな条件でも呑むつもりでいた。
クラピカはああ言っていたが、彼女はきっと、緋の目をその腕にかき抱きたいと願っているに違いない。
レオリオは意を決して、ブザーを押した。
暫く返事すらなかったが、相手は病人だ。大声を張り上げることも、
すぐさま玄関まで駆けつけることもままならないであろう。
案の定、かなりの間を置いて、ドアは開かれた。
濃い茶色の長髪を肩の手前に一本に編みこんでいる女性は、レオリオの顔を見ると、儚げに微笑んだ。
「出る前にちゃんと相手が誰か確認したほうがいいぞ。まして女の一人暮らしなんだから」
「ええ、でも、レオリオ先生のような気がしたから」
苦笑して注意するレオリオに、女はなにがそんなに楽しいのか、
ころころと笑いながら、彼を家に招き入れる。
女の一人暮らしにしては広すぎる二階建ての家。
レオリオも以前ちらと噂を耳にしたことがある。
この地に名を馳せる豪商家の老人が足繁く通っていたという妾宅。
その老人が逝去して以来、その妾に纏わる噂もはたと鳴りをひそめた。
「女一人が暮らすには広すぎる、とお思いでしょう」
女はレオリオの心うちを見透かしたように、くすくすと、そう言った。
レオリオは思わず、ぎくりと肩を強張らせる。
「確かに、病床に伏せっている身には少々不便な広さなんです。
けれど、あの人の残していったこの家を手放すのは、忍びなくて」
女は暗に、噂は事実だと言っているようだった。
レオリオは何も言わなかった。何を言えば良いのかも分からなかった。
女は不治の病だ。思えば彼女もつくづく不運な身である。
一生日陰の身のまま、生涯を閉じることになるのかもしれない。
緋の目の送り主も、推して知るべし、か。
この不運な女から、愛した男からの贈り物まで剥ぎ取るのは如何なるものかと気が引けた。
無理強いすることはない、というクラピカの言葉が、
折れそうになるレオリオの心を慰めた。
レオリオは、奥の狭い部屋へと案内された。
おそらく、物置として使用されている部屋だろう。
しかし、物置、というには些か物が少なすぎる。
二、三のスーツケースが重なって部屋の隅にあり、
小さい木製の棚の上に、なにやら厳かな装飾のなされた箱がある。
その棚の下に、分厚い辞書と図鑑が一冊ずつ。
女は、厳かな箱を、すっと指差した。
「あれです。先生の仰っていたものの入っている箱」
磨硝子の窓から、ぼんやりとした光のさす部屋の中で、埃がきらきらと舞っている。
レオリオは眼鏡の下の目を細め、その箱を見つめた。
緋の目。ハンター試験の最中に一度だけ見たことがある。
もう五年近く前のことになる。あの色だけが、ぼんやりとレオリオの脳裏に暗く浮かび上がった。
女は、長いスカートの裾を引きずるようにして、箱に歩み寄った。
かちり、かちり、と複雑な造りの箱のどこかを幾度か動かすと、鍵が外れたらしい。
女はゆっくりと、箱の蓋を上に動かしながら、言った。
「これは、あの方から頂いた贈り物です。
あまりにも高価で貴重な品と聞いたことがあるので、お断り申し上げたのですが、
財産に目の眩んでいる娘息子たちにやるくらいなら、と仰って…」
女がそこまで言うと、蓋は完全に外れ、
特殊ケースに入った二つの眼球が、窓の光に鈍く輝いた。
「しかし、美しいとは分かっていても、私には些か恐ろしくて、目のつく場所には飾れませんでした」
女はどことなく、申し訳なさそうな口調で言った。
レオリオも、ゆっくりと、箱に歩み寄る。
間近で見ると、益々その世界七大美色に数えられる輝きに圧倒される。
しかし、彼女の言うように、持ち主のない、眼球だけで存在するそれは確かに、不気味だった。
「こんなところで埃を被っているくらいなら、
先生のような方の手に渡るほうが、この眼も、あの方も浮かばれましょう。
私、もう長くないのでしょう。私、身内などございませんから、
私が死んだら残るものなんて、この家と、この緋の目くらいのものなんです。
これが、これまで私のような不治の病の女を、巷では笑いものの女を、
無償で診てくださった、先生へのせめてもの恩返しです…」
レオリオは鞄を左手に、緋の目の入った箱を右腕に抱え、帰路についた。
結局あの女は、無条件にレオリオに緋の目を受け渡す心積もりでいたのだ。
レオリオにとっては、望んでいた結果とはいえ、なんとも重い気持ちになった。
医者になっても、問題は山積みだった。
この世には原因の解明されていない病が、目を背けたくなるほどに在る。
身体の病だけではない。彼女のように悲しい死を遂げるやもしれぬ人も、また。
レオリオはそこで思考を切った。
自分を挟む形で近づいてくる、二つの気配。
きっと狙いはこの緋の目だろう。迂闊だった。
レオリオの額から汗が伝い、顎から滴り落ちた。
畜生、強がりなんか言わずに、クラピカに護衛を頼みゃ良かったか。
間もなく、二人の刺客は姿を現した。
ひとりは、子供のように小柄で、しかし初老にさしかかっているような顔の男。
もう一人は、ひょろりと背の高い、面長の、やはり男。
二人とも、広い刃の短剣を手にしている。
「よぉ、あんちゃん、その手に持ってるもんを、俺たちに渡してくれねぇかな」
小柄なほうが、下卑た笑いを見せながら、短剣片手ににじり寄って来る。
しかし、その肩は小刻みに震えているようだ。
「そうさ、大人しく渡してくれりゃあ、こちとら乱暴なまねはしねぇからよ」
面長のほうが、そう肩をゆすりながら顎をしゃくる。
しかし、顔にはとめどない汗をかいている。
どうやら二人とも、ポーズばかりで、実際にはこうやってけしかけるような真似はしたことがないらしい。
レオリオは、ほっと息をつくと同時に、急に強気になり、言った。
「なぁに、そりゃあこっちの台詞よ。おまえらこそ、そこをどかねえとただじゃ済まねえぞ。
俺はこれでも一応医者なんでな。あんまり不用意に人を傷つける真似はしたくないわけよ。
まあ、おまえらが本物のろくでなしだってんなら、話は別だがな」
レオリオはそう言い、緋の目と鞄を地面に置き、上着を脱いで、構えた。
男二人も、ぎょっとしながら、それでも虚勢を張って、構えるだけ構えて見せた。
一触即発の空気。その時、その空気を裂く、男の声が響いた。
「お前たち、よせ!」
レオリオは顔を上げた。男二人も、慌てて武器をしまい、レオリオに構わず、声の主を振り返る。
「どうやらその男は、私が思っていたような下衆ではないようだ」
そう続ける、先程の声の主。その声は、凛と心地よく鼓膜に響く―――誰かの声に似ていた。
その男の姿に、レオリオは思わず目を見張った。
気配もなく、先の民家の陰から現れたその男は、陽光に青く輝くほどの黒髪に、
その漆黒の髪にはやや不似合いな、明るいブラウンの瞳をもち、端正な顔、そして―――
「馬鹿者!」
そのとき、また別の、今度は中性的な声が、空気をつんざいた。
その場に居た全員―――無論、黒髪の青年も―――が、声のしたほうへ顔を向けた。
声の主は、一目散にレオリオの元へ駆け寄り、そして彼の足元の、緋の目のケースを素早く腕に抱いた。
呆気にとられているレオリオに、その人物、無論クラピカは、
柳眉をつり上げて怒鳴り散らした。
「迂闊に手放すな!君一人じゃ不安にもほどがあるからこっそり後をつけてみれば、なんというざまだ!
後から現れた男がどれほど手練れか、幾ら君が愚鈍であろうと分からぬわけがあるまい?!
彼が好戦的ではなかったから良かったものの、君は既に、緋の目を奪われかけ、
あまつさえその命すら危機に晒したのだぞ?!」
レオリオは大人しく頷きながら、クラピカが怒鳴り終えるのを待った。
そして、彼女の言葉が切れた隙に、それより、と言って、すっと横を指差した。
クラピカはまだ肩を上下させながら、レオリオの指先を視線で辿っていく。
「…あれ、おまえの着てる民族衣装と似てないか?」
そのレオリオの言葉が、クラピカの耳に届いていたかどうか。
クラピカの顔色は一瞬青ざめ、そして人形のように白くなり、最後には紅潮した。
彼女の瞳は、信じられないものを映し、緋色にこそならなかったものの、
しかし緋色より美しく、輝いていた。
レオリオは顔を上げ、彼女の視線の先の青年に、再び目をやった。
遠巻きながら、しかし青年もまた、彼女と似たような表情をしているのが分かった。
クラピカがうわ言のように、なにかを呟いた。
レオリオの視線の先にいる青年もまた、何かを言っていた。
おそらく、クラピカ、と、あの口は動いていた。
最早彼女以外、何も見えていないというふうに。
二人はどちらからともなく、駆け寄った。
レオリオはその光景がスローモーションで眼前を過ぎ去ってゆくのを見ていた。
黒髪の、民族衣装に身を包んだ青年は、しっかりと、クラピカの身体を抱きとめた。
小柄とは言い難いクラピカと、さして大柄でもない青年。
しかし、このときのこの青年の、なんと頼もしく、逞しく見えたことか。
青年は、腕の中で震えている
(どうやら泣いているらしい。レオリオはクラピカの泣く姿をこのとき初めて見た)クラピカの頭を、
宥めるように、これ以上になく優しい仕草で、撫でていた。
そんな二人、レオリオはぼんやりと見つめる。
なんだか映画のワンシーンみたいだ、などと思いながら。
実際、この時点で既に、フィクションであってほしいという願いがあったのかもしれない。
そしてレオリオの胸中で、あの映画音楽のレコードに針が刺される。
愛する人よ 私はいつまでも ふたりの愛を失うことなく
心の奥であなたを想って 待ち続ける。
待ち続けるわ…
to be continued.
20081109
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